【公式】 mizuiro.inc オンラインショップ

地域に眠る無数の資源や、未利用資源をどう活用するかを常に考え、
再利用を目的とした製品企画、商品デザインを目指しています。
人や動物、自然や社会に優しい製品づくりと、
「社会の新規格をデザインする。」を理念に掲げ、
親子の時間を彩るライフスタイルの提案をいたします。

代表商品
「おやさいクレヨン Japan Blue」

●おやさいクレヨンとは?
油脂原料のほとんどを輸入に頼っている日本において米ぬかは貴重な国産の油脂原料です。
その米ぬかから抽出された米油とライスワックスをベースに、野菜などのパウダーを配合したクレヨンです。
誤って口に入ってしまっても安全な素材だけで出来ています。
クレヨンには「緑色」や「黄色」ではなく、「ほうれん草」や「パプリカ」など、配合された野菜たちの名前が付けられています。

●もったいない野菜を大切に
「おやさいクレヨン」に使用する野菜や果物は、出来る限り「食べられるのに規格外で廃棄されるもの」や
「出荷時にカットされる端材」などを使用して、環境に配慮した食品循環を目指しています。

●安心安全なクレヨン
「おやさいクレヨン」は、小さなお子様も安心して遊べるように、
野菜の色を補う顔料は、食品の着色に使用されているのと同等成分のものを採用しています。
また、玩具の安全性に関する欧州規格であるEN71-Part3:2019 の試験を実施・適合しており、
クレヨンの製造やセットアップまで全て日本国内で責任を持って行っています。

●お子様の温かい体温で丁度良い強度
「おやさいクレヨン」の原料である米油とライスワックス。
「お米から油がとれるの?」と素朴な疑問が浮かぶと思いますが、米油の原料は玄米を精米する時に発生する米ぬかです。
米ぬかには油分が含まれていて、この油分を取り出してできるのが米油です。
ライスワックスは、米油を精製する際に発生する天然由来の成分です。
この「米油」と「ライスワックス」の配合比率を、職人さんと一緒に試行錯誤を重ねて作り上げたのが「おやさいクレヨン」です。
強度を増すとクレヨンが固すぎてしまう、逆に柔らかくすると描きやすいけれども手がべたついて強度が落ちてしまう。。。
そうした試行錯誤のなか「おやさいクレヨン」の対象年齢である子ども達の体温に着目しました。
子ども達の体温はポッカポカ。手もとっても温かいです。
そんな子ども達の手でもべたつかない、力を込めて握っても折れない硬さの黄金比を導き出したのです。

野菜や果物などの粉末が入っているので、描き心地はほんの少しざらっと感じることがあるかもしれませんが、
配合された野菜や果物の淡く優しい色合いを楽しんでください。
もしかしたら、おやさいクレヨンから、おやさいクレヨンで描いた紙から、ほんのりと野菜たちの匂いがするかもしれません。

●おやさいクレヨン 色の歴史
「おやさいクレヨン」は2014年に誕生してから季節ごとに野菜の種類を変えて、
season1〜4と内容色の異なるセットをリリースしてきました。
2017年より、長く愛用される色を選び抜いた「おやさいクレヨン standard」をリリース。
2023年には日本の伝統文化である藍染から着想を得て「おやさいクレヨン Japan Blue」を販売。
これまでに30種類以上の野菜や果物を使った色のバリエーションが生み出されてきました。

●「何色が好き?」「りんご色!」
こんな会話が聞こえてくるのも「おやさいクレヨン」ならではです。
好きな野菜や果物の色で遊ぶことは、子ども達の感性を刺激してくれるでしょう。
もしかしたら嫌いな野菜もあるかもしれません。けれど、遊びを通じて苦手意識を少しでも変えるきっかけになればと、
私たちは考えています。
また、おやさいクレヨンを手に取って匂いを嗅ぐと、ほんのりと香りを感じられるかもしれません。
もちろん香料類は一切配合しておりません。
解りやすい例としては「ねぎ」色を使って豪快に色を塗ってみてください。
ねぎパウダーが弾けてなんとも馴染み深い香りを感じられると思います。(※感じ方には個人差があります。)

●環境への配慮_未来の地球のために
「おやさいクレヨン」の原料である野菜や果物は、市場に流れない規格外品や端材を出来る限り活用して、食品循環を目指しています。クレヨン開発の裏側にはmizuiro株式会社 代表を務める木村尚子の子どもへの愛と環境保全に対する想い、また企業理念として掲げている「環境配慮・素材循環型の商品開発」という目的がありました。だからこそ商品開発の際にこだわったのは「地球上で循環可能な素材で安心安全な製品を開発する。」ということでした。
一例として「パプリカ」を挙げてみますと、
旬の時期に収穫されるパプリカは大量です。その中には傷が付いていたり色が悪かったり小さ過ぎたり大き過ぎたりと、様々な理由で規格外品として廃棄されてしまうものも多く発生してしまいます。この規格外品を集めていただきパウダー化することで、パプリカ色の原料として再びクレヨンに生まれ変わることができるのです。
他にも「りんご」は、ドライチップスの加工時に排出されるりんごの皮を使用しています。
実も皮もまるごと活用するので捨てる部分がありません。
こうした活動が商品を通じて皆様に受け入れられ、世の中に広まっていくことを心から願っております。

mizuiro株式会社
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http://mizuiroinc.com/
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