2020/06/27 22:00

2020624日発売の「NIKKEI DESIGN7月号表紙に、
おやさいクレヨンが掲載されました!


NIKKEI DESIGN7月号のテーマは、
SDGs最初の1歩は 廃棄物から価値を生む」とのことで、
mizuiroが創業から大切にしてきた環境への配慮について、お伝えしたいと思います。


 なさんは、SDGsということばを聞いたことがありますか。


SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。


 2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGsの後継として、20159月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。


 17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本も積極的に取り組んでいます。


たとえば、わたしたちの生活の身近なところでは、レジ袋が有料になるお店が増えていますよね。このレジ袋使用量削減の動きは、SDGsの取り組みのひとつです。


izuiroでは、おやさいクレヨンの原料となる野菜や果物は、できる限り「食べられるのに規格外で廃棄されるもの」「出荷時にカットされる部分」を使用しています。


というのも、おやさいクレヨンの開発過程で、まだ食べられる野菜や果物をクレヨンの原料として使用するのには抵抗があったのです。

 まだ食べられる食材を、クレヨンの原料にしてしまうのはもったいない。
同じ野菜や果物なら、普段捨てる皮や外葉でも、クレヨンの原料になるのでは? 


そう考え、商品加工の過程で生まれる廃棄野菜を再利用することで、野菜や果物を無駄にしない循環が生まれました。

 

また、これまでクレヨンはOPPの透明袋に入れて出荷をしていましたが、メーカーとして環境問題に少しでも取り組むべく、2019年よりOPP袋による個包装を全面廃止しました。

まずゴミの削減、そしてプラスチック削減を目指すための一歩を踏み出しています。


もちろん顧客の皆様の中には商品がむき出しのままで店頭に並んだり、お手元に配送される事に抵抗がある方もいらっしゃると思います。


ですが、私たちの理念は資源の再利用、そしてゴミを少しでも減らすこと、環境への配慮をできる範囲で行うことなので、今後もプラスチックを削減していく努力を継続していくつもりです。

 

ほかにも、自社プロダクトである「ぬりえノート」は、FSC認証を取得しています。


FSC認証とは、適切な森林管理を認証する制度です。認証された森林の林産物でできた製品にはFSCのロゴマークがつき、認証された製品であることを消費者に分かりやすく伝えます。


ロゴマークのついた製品が市場に増え、購入が進むことによって、適切に管理される森林が守られ、森林の破壊や劣化を招くことなく木材消費が進むことが期待されます。

「ぬりえノート」は認定された印刷工場にて、森林保全計画に沿って製造された紙を用いて印刷、そして製品化されているのです。


mizuiroにおけるこれらの取り組みは、SDGs17項目「12.つくる責任 つかう責任」に該当しています。


mizuiroでは企業理念として「環境配慮・素材循環型の商品開発」を掲げ、商品開発の際には「地球上で循環可能な素材で、安心安全な製品を開発する」ということにこだわっています。

このようなこわだりから、人と地球に優しい、持続可能な商品開発が実現しています。

 

2012年の創業以来、mizuiroは環境に配慮した商品開発を続けてきました。
「この商品は環境にやさしいか、人にやさしいか」ということを常に意識して、商品づくりをしています。

 

商品を通じて、同じように社会課題や資源の有効活用に取り組む企業とのつながりを生み、コラボ商品の開発や商品企画の支援にもつながっています。


たとえば2019年に販売した北海道・仁木町のワイナリー NIKI Hillsとのコラボ商品である「NIKI ナチュラルクレヨン」ではワインぶどうのカスなど北海道産の野菜や果物の一部を再利用しています。


同じ志を持つ企業様との出会いによって、環境に配慮した商品が次々と生まれています。

 

今後SDGsが浸透することで、一層社会課題や環境に配慮する企業様が増えるでしょう。

そんなとき、わたしたちの商品開発の経験やノウハウを活かして、企業様にお力添えできればいいなと思っています。

 企業も個人も、小さなこと・できることから行動に移して、環境へのやさしさを忘れないようにしたいですね。

 

NIKKEI DESIGN7月号に自社プロダクト「おやさいクレヨン」について紹介されているので、ぜひ見かけたらお手にとってご覧ください(^^)